あのときの「ネコ」が帰って来た。

一緒に暮らしている2頭のネコは、お腹が減るのもほぼ同じ時間なのですが、自分たちならではのルールがあるようで、交代制で帰ってきます。
自分でドアを開けて「ただいま」と言っているかのような声で帰りを知らせてくれます。
ある日の朝、玄関先で「ギャァ~」という鳴き声がしたので、ドアを開けてみるとあのとき救助した子ネコ…。

大雨の日に、子ネコが我が家の敷地内に引っ越して来ました。
冷たい雨の中で何時間も叫び続ける声が気になって見に行ってみると、子ネコの片足にビニールテープがからまって、身動きが取れないでいたのです。
救助したとたん子ネコが気絶してしまい、冷たくなっている体を温めながら様子を見ていると、パッと目を大きく開いてサッと立ち上がって「ギャーァ」と叫んでどこかに行ってしまったあの「子ネコ」でした。
あれから満足なご飯を食べることができなかったのか、4ヵ月くらいは経っているのに、体は小さくやせ細っていました。
でも、すぐに逃げていってしまうので、ご飯を食べさせてあげることもできません。

ネコのことはネコに任せようと、我が家のネコたちに玄関先で食事をしてもらいました。
ただでさえ縄張りに敏感なのに、他のネコが近寄るなんてできるのか心配になりましたが、ネコにも思いやりがあるのです。
自分たちよりも小さくて幼いことが判るのか、そっと見守りながらご飯を分けてあげていたのです。
しかも、先に食べさせて自分たちは残り物を食べているのですから、感動しました。

でも、警戒心を解くのは難しく、物音がすると逃げてしまうので次は玄関のドアを開けたままネコたちに食事をしてもらいました。
食べ終わったらお皿を片付けるを繰り返していると、ここは安全だと思えたのでしょう。
いつの間にか逃げることもなくなりました。
そして、近寄ることができるようになったことで気づくこともあるのですね。
口にする量はほんのわずかなので、今までどんなものを食べていたのかはわかりませんが、食べ慣れていないのでしょう。
食育を開始すると、1週間もしないうちにもりもり食べることができるようになりました。

今では、他とは比べものにならないくらい大きくなり、近所の子どもには、「ワンワン(犬)」と間違えられているほどです。
お母さんが言葉につまりながらも、ネコだと教えている姿にクスッと笑いがこぼれる日々をおくっています。
次の子ネコの課題は、ダイエットです!

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